音楽で心をつなぐ、根羽学園の秋
11月14日(金)、根羽学園では恒例の「音楽会」が開催されました。今年のテーマは「連繋(れんけい)~人との関わりや自分の意見を大切に~」。全校の子どもたちが、学年や人数の違いを越えて心を一つにし、堂々とした歌声や演奏を披露しました。 少人数ながらも最上級生の合唱では、曲に込めた思いがストレートに伝わってくるような歌声が響き渡りました。直前まで「涙腺崩壊」を目標に練習を重ねた5人のパフォーマンスは、終了後すぐに大きな拍手が鳴り止まないほど。「泣きそうになった」「さすが最上級生」という感想が多く寄せられ、子どもたち自身も確かな達成感を感じているようでした 。 中学年では「50回合唱チャレンジ」の取り組みが行われるなど、日々の積み重ねを大切にした音楽づくりが行われていました。曲の世界観を深く味わいながら、一人ひとりが真剣に声を重ね、少しずつ完成度を高めていく姿が見られました。指揮をした先生が「鳥肌が立ちました」と感想を述べるほどの合唱が体育館に響き渡りました 。 低学年では、鍵盤ハーモニカの演奏と歌を組み合わせた発表が行われ、元気いっぱいのステージが展開されました。なかには、子どもたちの発案で自然に取り入れられた「手の振り」を全員で揃えて披露するなど、アイデアと団結力の光る発表となりました。練習中には何度も歌詞を間違えたりリズムが合わなかったりといった苦労もありましたが、当日は見事に乗り越え、成長を感じる演奏になりました 。 今週は、音楽会以外にも「焼き芋集会」や「全校給食」、異学年交流の「教室訪問」「立会演説会」など、縦のつながりが色濃く見られる場面が多くありました。特に教室訪問では、選挙に立候補した子どもたちが緊張しながらも自分の意見を伝えようとする姿が見られ、それを見守る仲間たちのまなざしも温かいものでした。 音楽を通して心を重ね、日常の生活や活動でも関わりを深めることで、子どもたちはまた一歩成長しています。歌声の余韻が残るこの秋、根羽学園は静かに、でも力強く歩みを進めています。