11月は「なかよし人権月間」でした。

11月8日(月)には椋鳩十記念館館長の菅沼利光先生を講師にお招きして、人権講演会を行いました。菅沼先生は根羽村出身で、長い間、県下の小中学校の先生をお勤めになり、龍江小学校の校長先生を最後にご退職された方です。「椋鳩十の動物物語から考える人権教育」と題して全校の児童生徒にお話ししてくださいました。

先生はまず、人権とは「一人一人が差別されずに大切にされるということ」だと分かりやすく教えてくださいました。今でもいじめによって命を失う悲しいニュースがありますが、私たち人類は素晴らしい力を力を持っているのに、なぜ人をいじめたり、ばかにしたりしてしまうのだろうと投げかけられました。

その上で、椋鳩十の動物物語についてお話をしてくださいました。「マヤの一生」「月の輪グマ」「黒物語」を紹介しながら、命の尊さや親子の愛情などを描いていることを教えてもらいました。椋鳩十の動物物語は動物たちの真実の姿にふれて人間が良い方に変わっていく様子を書いたものが多いそうです。そんな動物の姿に、私たち人間は学ぶべきことが多いと感じました。

最後に、菅沼先生から、「自分を振り返りやってはいけないと思うことは、してはいけない。」「人と人が集まるとあつれきが生まれるが、人は人と関わることで成長する。」「困ったことや悩んでいることを抱え込まず、話し合ってみんなで解決していくことが大事」と教えていただきました。子どもたちにとって、分かりやすくて胸に落ちた講演会になったようでした。

 

また、この期間中には全校の児童生徒がなかよし標語を作って、お互いに人権への意識を高めあいました。

「友だちを なかまはずれに しちゃだめよ」 (2年生の作品)

「一人じゃない 味方はいるよ だいじょうぶ」(6年生の作品)

「他人の権利 奪う権利は どこにもない」 (8年生の作品)

このように作った標語を朝の放送で全校に紹介しました。それぞれの学年なりに自分でよく考えて作ることができたと思います。

 

人権意識を高めるのはこの月間だけではありません。学校全体で日頃から差別やいじめを見逃さないで、お高いを尊重し合うことを心がけていく雰囲気を大切にしていきたいと思います。