1月14日にコロナ感染対策を徹底して、参観日が行われました。。

この日は1時間目から3時間目までが普通の授業参観でした。各学年で国語や算数の授業を行い、保護者の方に見ていただきました。新年を迎え、子どもたちのはりきって発言する姿が多くみられました。

午後にはダンス発表会がありました。体育の授業で12月頃からダンスに取り組み、この日にまとめとして発表が行われました。1・2年生はドラえもんの歌に合わせて、可愛らしいダンスを披露してくれました。9年生は最上級生らしく息の合った切れのあるダンスを見せてくれました。どの学年も今までの練習の成果が表れた見ごたえのある発表になりました。一年ごとに子どもたちのダンスのレベルが上がってきているのが分かります。来年度以降も継続して取り組んでいきたい活動です。

その後に、今年度の学校保健協議会が行われました。今年は、「SOSの出し方について~SOSの出し方に関する教育~」というテーマについて後期生徒が学びました。講師は本校スクールカウンセラーの三枝ゆり先生と根羽村役場の坂巻保健師さんです。最初に全体会で、悩んだり心が疲れたときのリフレッシュの必要性と方法、心や体の調子が悪くなった時には遠慮することなくSOSを出す大切さについて養護教諭から話を聞きました。その後、親と子に分かれて分散会を行いました。親向けの講座では、三枝先生から「子どものちょっとした変化に気づくこと」「親の価値観を押し付けないこと」「発達段階に応じて子どもに任せる対応にすること」などを教えていただきました。生徒向けの講座では坂巻保健師さんから、「困った時には、だれでも相談しやすい人に話すこと」「相談された場合の受け止め方」「友だちの心のサインに気づいて対応しよう」など大事なことを教えていただきました。

本校の学校目標「自立」に関わって考えると、「自立」というのは何でも一人でできることではなく、時には人に相談したり頼ったりして問題を解決していくことだと思います。自分が厳しいと感じたときにSOSを出したり、相談したりできるのは、結果として自分を守り、自分を育んでいくことになります。子どもたちがこれからの長い人生を歩んでいく上で、とても大切なことを教えていただいた会になりました。

寒い中参加していただいた保護者の皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました。