11月に入り、根羽学園ではさまざまな活動が実を結び始めています。今週は、子どもたちの努力と成長が色濃く見られる1週間となりました。
まず、5年生から9年生が参加した「郡市連合音楽会」では、最少人数ながらホールの隅々まで響く美しいハーモニーを届けることができました。一人ひとりの声が合わさって生まれる合唱の力を感じ、「外の世界を知ること」と「小さな学校の強みを発信すること」の両方を体験できる貴重な時間となりました。参加した子どもたちの中には、他校の演奏に涙する姿も見られ、心に残る交流の場となったようです。
その一方で、校内でも「音楽会」に向けての練習が各学年で本格化。鍵盤ハーモニカやリズム練習、合唱50回チャレンジなど、日々の積み重ねを大切にする姿が印象的です。「練習のたびに歌声が進化している」と先生方が驚くほど、子どもたちは本番に向けて意欲的に取り組んでいます。音楽会は14日(金)に開催予定。保護者の皆様のご来場を心よりお待ちしております。
また今週は、「河川清掃」や「避難訓練」などの生活に根ざした学びもありました。自然の中での作業では、植物についての知識を教え合ったり、「この草キャベツみたい!」といった微笑ましい声も。こうした体験の中で、学びを自分の言葉で語る力が育ってきていることを感じます。避難訓練では予告なしの実施にもかかわらず、上級生を中心に落ち着いた行動が見られ、“命を守る行動”の意識が高まってきていることを実感しました。
さらに、生活科では秋の自然を活用した創作活動が展開され、「どんぐりトトロ」や「秋の森のジオラマ」など、子どもたちの創造力が光る作品づくりも進行中。マラソン大会を終えたばかりの学年では、「練習の成果を感じた」「去年の自分を超えられた」といった前向きな言葉が多く聞かれ、苦しいことに向き合った経験が次の自信へとつながっている様子でした。
小さな学校だからこそ、学年を越えた活動やつながりの中で、一人ひとりが主役になれる。そんな根羽学園らしい秋の風景が、今週もまた積み重ねられました。

