6月3日に、根羽川(矢作川)の河川清掃を行いました。

これは40年近く前から根羽小学校と根羽中学校で取り組んできた活動です。根羽村の水辺の環境をきれいにするとともに、下流の方がきれいな水を飲めるようにと願って行われてきました。矢作川の上流と下流のつながりで、根羽村と安城市との交流がきっかけになって始まったそうです。

当日は薄曇りで河川清掃にはちょうどいい天気でした。根羽学園の3年生から9年生までが一緒になり、汗をかきながら川岸のごみ拾いや草取りに取り組みました。今回の河川清掃を計画・実行してくれたのはみどりの少年団です。団長さんからは、始めの会の挨拶で、「僕たちの村を僕たちの手できれいにしましょう。」という呼びかけがありました。聞いていた子どもたちの「確かにその通りだな」と納得した表情が印象的でした。

最近、本校でもSDGsに関わって「持続可能な社会」をめざした活動に取り組んでいます。河川清掃はSDGsの目標14「海の豊かさを守ろう」15「陸の豊かさも守ろう」につながる活動だと考えています。何か新しいことを始めるのではなく、今まで行ってきた活動をSDGsの視点から捉えなおして意味づけをしていくこと。無理せず日常的にSDGsの活動を行っていくうえで大事にしたいと思っています。

終わりの会では、「はじめはあまりゴミが多くないと思ったけど、結構たくさんのゴミが拾えた」「たくさんの草が取れて、きれいになってよかった。」などの感想が聞かれました。これからも根羽村の豊かな自然を守ることに関心を持ち続けていってほしいと思います。